もうすぐ勤労感謝の日です。皆さんは身近な人に、日頃の感謝を込めたプレゼントを考えていますか?
誕生日やクリスマスといった大イベントにプレゼントは渡しても、11月23日にあえて贈る人は少ないかもしれません。でも、もらった人は予想以上に喜んでくれるものですし、日常ではなかなか言えない「ありがとう」が伝える絶好の機会となるでしょう。
ここでは勤労感謝の日に贈るプレゼントをご提案。
母親、父親、旦那に贈るおすすめの品物をご紹介します。
タイトル
勤労感謝の日とは?

母親や旦那さんへ贈るおすすめのプレゼントをご紹介する前に、まずは勤労感謝の日について知っておきましょう。
第二次世界大戦後の昭和23年に、憲法の中で「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」と定められ国民の休日となりました。
とはいえ、第二次世界大戦の以前も祭日でした。農業国だった日本ならではと言える収穫物に感謝をする行事「新嘗祭(にいなめさい)」で、宮中で祭祀が行なわれるお祭りの日でした。
穀物や命を感謝する重要な一日から、現在は「自分の生活を支えてくれている人に感謝する一日」に変化。いつもお世話になっている人へ、「感謝を述べる」、「プレゼントを贈る」という慣例が定着していったのです。
勤労感謝の日のプレゼント|母親、父親、旦那に贈るおすすめの品物は?

「自分の生活を支えてくれている人に感謝する一日」と聞いて、あなたは誰を思い浮かべますか。お母さん、お父さん、旦那さんでしょうか?
いつも一緒にいる身近な人でも、毎日使っているものや好みは意外と分からないもの。なにを渡したら喜んでくれるか迷いますよね。
ここでは、「ありがとう(勤労を感謝)」、「喜んでほしい」といったことに照準を絞って厳選。あくまでもご提案ですので、プレゼント選びの参考になれば幸いです。
母親に贈るおすすめの品物は?

あなたのお母さんは働いていますか? それとも専業主婦でしょうか? あるいは働きながら家事もされているスーパーお母さんもいるかもしれません。
いずれにしても、日本のお母さん達は「いつ休んでいるの?」と聞きたいくらい忙しい人が多いですよね。肉体疲労はもちろん、精神的なストレスも溜まっている人は多いでしょう。ゆえに、日頃の疲れが取れるようなプレゼントが喜ばれるのではないでしょうか。
小型のマッサージ器
高価なマッサージ器ではなく、安価なうえに狭いスペースでも使用できるタイプがおすすめ。
小型マッサージ器は、肩、腰、足の裏など、部位によって様々なタイプがあります。いずれも普段使用しているイスや寝具の上で使えるのがほとんどなので、きっと重宝されるはずです。平均相場も1万円前後とリーズナブルです。
もちろん本物のエステやマッサージ店の施術をプレゼントするのもアリ。ただ、なかなか時間を取れないのが実状ではないでしょうか。自宅で普段の疲れを癒してもらえたら、贈ったほうとしても嬉しいですよね。
健康食品
近年は健康志向の女性が増えていますので、お母さんの悩みに合わせた健康食品もおすすめ。
トクホマークが付いている商品はご存知でしょうか。正式名称を特定保健用食品。国(消費者庁)にお墨付きをもらった食品ですので自信を持って勧めることができますし、近所の薬局やドラッグストアで購入できるのも利点です。
コレステロール、中性脂肪、血糖値、脂肪の吸収を抑えるもの、脂肪の消費を助けるものなど、トクホ関連の商品はたくさん販売されています。
お母さんが好きなブランドの小物
時間がある人は、お母さんと一緒におでかけして、好きなファッションアイテムをプレゼントするのもおすすめ。
あまり高価すぎると反対に気を使わせてしまうので、キーケースや小銭入れといった小物だとお互い気楽に購入できるはずです。
また、プレゼントではなくても、たとえばランチをして家族水入らずの時間を共有するのも、最高のプレゼントになるのではないでしょうか。
勤労感謝の日|お母さんへのプレゼントその他
- 足裏マッサージ器
- フットバス
- 日傘とレインコート
- 基礎化粧品一式
- 日帰り温泉とランチ
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旦那さんに贈るおすすめの品物は?

旦那さんへのプレゼントは、まず職業によってプレゼントするものが変わりますよね。スーツを着て仕事をしている人には、ネクタイやベルト、そして名刺入れなど普段使えるモノをプレゼントするのが喜ばれるかと思います。まずは「スーツで仕事をされる旦那さん」から見て行きましょう。
ネクタイ
普段は無難なものを選びがちな旦那さんなら、「ここぞ」という時に使えそうな上質なネクタイを選んでプレゼントをするのがおすすめです。
というのも、ネクタイ選びについて一般的には「同じようなデザインや色を選びがち」と言われています。ワードローブにはないデザインやカラーのネクタイを選ぶことで、バリエーションが増えてオシャレを楽しむことができるはずです。
たとえば、ストライプ好きな旦那さんにはドット柄。普段は落ち着いた色を好む人であれば、ブルーやオレンジといったショッキングな色はいかがでしょうか。
ベルト
ベルトはネクタイと違って毎日使用するので、とても傷みやすいもの。ゆえに、プレゼントすると喜ばれるアイテムのひとつです。
特におすすめなのが上質なベルト。一般的には「5千円以上すると高価」と言われていますので、それを目安に選んではいかがでしょうか。ベルトはあまり目立たないアイテムですので、旦那さん自身がお小遣いから購入するのは躊躇してしまうはず。普段だと買わないようなベルトを贈れば喜ばれでしょう。
名刺入れ
消耗が速い名刺入れも喜ばれるプレゼントのひとつ。汚れやほつれが目立つと、第一印象を悪くしますので仕事に影響を及ぼしかねません。反対に、キレイでオシャレな名刺入れで挨拶ができれば好印象を与えることが可能です。
ブランドにこだわらなければ安価で機能的なものを購入できますし、一年に一度、勤労感謝の日にプレゼントする奥さまもいるそう。候補のひとつに考えてみてはいかがでしょうか。
上質のシャツ
スーツではなく私服で仕事をしている旦那さんにはシャツがおすすめ。普段着で仕事をしていると、ついつい好みが出てしまい、結果的に「同じ系統のシャツばかり持っている」ということに。
奥さまのファッションセンスで、旦那さんが普段買わないようなデザインや色を選ぶと喜んでくれるでしょう。
お財布
大穴的な存在と言えるお財布ですが、実は勤労感謝の日にプレゼントする人は多いそう。というのも、風水では「お財布の寿命は3年(1000日)」だと言われているからです。
長く同じ財布を使っている――。傷みがひどい――。といった場合はぜひ財布はいかがでしょうか。旦那さんの好み(機能性? 見た目?)をあらかじめリサーチしておけば、サプライズ購入も可能な商品です。
ペアのマグカップがおすすめ。毎年の恒例にしておけば、10年後には合計20客! 「ジャマだ!」という人もいるかもしれませんが、マグカップで歴史を刻めるのって幸せなことではないでしょうか? これと同じような視点だと、「夫婦はし」や「夫婦茶碗」なども候補のひとつです。
勤労感謝の日|旦那さんへのプレゼントその他
- 靴下
- 下着
- ハンカチ
- 健康食品
- ランニングシューズ
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父親に贈るおすすめの品物は?

まだ仕事をされている父親の場合は、やっぱり普段から身に付けられるものが喜ばれるでしょう。一方、仕事関連のアイテム以外で選ぶ場合は、「健康」や「好きな食べ物・飲み物」をキーワードに選ぶのがおすすめ。
また、母親と一緒に楽しむことができるプレゼントも、喜びや楽しみが2倍になるはずなので選択肢に入れておきましょう。
シャツやネクタイ
父親の年齢を考慮するなら、顔や雰囲気が華やかになるようなデザインのものがおすすめです。
特に年齢を重ねれば重ねるほど、身に付けるものは「同じようなデザインや色を選びがち」になるもの。一緒に生活していないとリサーチは難しくなりますが、母親には聞くのはもちろん、本人に直接聞いているのも一手です。
マッサージ器
母親の項目でも取り上げましたが、肩こりや腰の痛みを軽減するタイプのモノが喜ばれます。椅子やソファなど使いたい場所で使えると、父親のライフスタイルに寄り添いながら使ってもらえるようです。
母親と一緒に楽しむことができるので、両親まとめてのプレゼントに最適です。
枕(寝具)
枕は意外と喜ばれる品物として人気です。寝具店に出掛ける必要がありますが、年齢を重ねると睡眠時間はどんどんと減ると言われています。睡眠に対して貪欲な高齢者は多いので、喜んでくれる父親は多いのではないでしょうか。
勤労感謝の日|父親へのプレゼント具体例その他
- ベルト
- 山登り用の靴
- リュックサック
- 定期入れ
- 財布
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【まとめ】
いつもお仕事、ご苦労さま――。
普段はなかなか言えないことも、「勤労感謝の日」なら照れずに言えるかもしれません。
今年の11月23日は、プレゼントを渡しながら日頃の感謝を伝えてみませんか?