東京都内や関東地方の花火大会は、開催数が本当に多く、その数なんと250以上に上ると言われています。規模の大きなもの、イベント色の強いものなど、様々なタイプの花火大会が行われ、それぞれの地域の特色を生かした花火大会でどれも見どころ満載です。
下町の情緒豊かな雰囲気の中で、川べりの土手に座って花火を見る――。
砂浜で恋人同士が肩を寄せ合って夜空を仰ぐ――。
そんなシーンをドラマや映画で見るたびに、どこかノスタルジックな気分に浸ってしまうことってありますよね? これからご紹介する中に、そんな気分を実際に味わえる花火大会が見つかるかもしれません!
ここでは関東地方の花火大会をご紹介。有名どころを集めましたので、開催日程および開催場所、打ち上げ数などをぜひチェックしてください。
※現時点ではまだ詳細が発表されていない会場がありますので予めご了承ください。
【関東の花火大会2019】6、7月の日程&耳より情報!

第38回横浜開港祭花火 2019
- 6月1日(土)・2日(日)
- 場所/横浜市西区臨港パークおよびみなとみらい21地区
- 打ち上げ数/6,000発
- JR横浜駅から高速鉄道みなとみらい線「みなとみらい駅」下車。徒歩5分
毎年大勢の人でにぎわう横浜の一大イベント【横浜開港祭】で開催される花火大会。事前に予約しておけば、有料観覧席や、クルーズ船からの観覧もできます。 混雑を避けて観覧したい方は、港の見える丘公園か山下公園あたりがおすすめです。
第25回りんどう湖花火大会
- 7月中旬~8月中旬 ※毎年、2週間以上に渡って開催。日時詳細は公式サイトで要確認を
- 場所/栃木県那須町高久丙
- 打ち上げ数/1,500発
- 駐車場あり(3,000台)
- JR黒磯駅から東野バス那須ハイランド行で20分。りんどう湖駅下車すぐ
毎年19日間にわたって開催される栃木最大級の夏のイベント。那須りんどう湖LAKE VIEWにて開催されます。打ち上げ花火だけでなく、水上花火や水中花火が楽しめるのが特徴で、イベント色が強く迫力満点の花火大会となっています。
田園夢花火 2018 第30回たまむら花火大会
- 7月中旬 ※2017年は7月15日に開催
- 場所/群馬県玉村町上陽地区
- 打ち上げ数/10,000発
- 駐車場あり(約2,000台)
- JR新町駅から玉村町役場行バスで25分。玉村町役場から徒歩20分
“群馬の夏は玉村の花火から”と言われるほど有名。毎年約4万人が来場します。
横浜スパークリングトワイライト 2018
- 7月14日、15日
- 場所/山下公園およびその周辺
- 打ち上げ数/3,000発
- 高速鉄道みなとみらい線元町・中華街駅から徒歩3分
毎年2日間にわたっておこなわれます。イルミネーションに彩られた船が山下公園前の海上を埋め尽くし、船上イベントもおこなわれます。飲食ブースも多数出店。
2018久里浜ペリー祭花火大会
- 7月14日
- 場所/神奈川県横須賀市久里浜
- 打ち上げ数/3,500発
- 京浜急行京急久里浜駅から徒歩15分。JR久里浜駅から徒歩17分
ペリー上陸で知られる久里浜港で毎年開催されます。花火大会の前にはパレードやペリー上陸記念式典も執り行われます。
湯河原温泉海上花火大会
- 例年7月~10月に2~3回開催 ※詳細は下記の湯河原温泉観光協会の公式サイトへ
- 場所/神奈川県湯河原町 海水浴場の沖合
- 打ち上げ数/6,000発
- 教育センター駐車場(100台)1時間100円
- 例年7月~10月に2~3回開催 ※詳細は下記の湯河原温泉観光協会の公式サイトへ
毎年7月~10月のあいだに2~3回おこなわれます。海水浴場沖の筏船から打ち上げられるド迫力な速射連発花火は圧巻です。砂浜からの観覧がおすすめですが、浄水センターの屋上が一般開放されますので、そこから夜空を眺めるのもいいでしょう。
第40回足立の花火
- 毎年、7月の最終土曜
- 場所/東京都足立区千住大川町
- 打ち上げ数/13,500発
- 東武線、JR、東京メトロ、つくばエクスプレス北千住駅から徒歩10分
東京の夏では一番に開催される花火大会です。観賞のポイントは、千住側よりも西新井側の河川敷のほうが観覧エリアが広いのでおすすめ。ゆったりとくつろいで見ることができます。
第52回 葛飾納涼花火大会
- 毎年7月下旬
- 場所/東京都葛飾区柴又 江戸川河川敷野球場周辺
- 打ち上げ数/15,000発
- 京成線柴又駅から徒歩10分。JR線金町駅から徒歩20分。北総線新柴又駅から徒歩15分
東京の下町情緒あふれる花火大会です。毎年約60万人の来場者がありますが、慌てて場所取りをする心配はありません。周辺には高い建物がほとんどありませんので、会場から少し離れた場所からでも観覧できます。事前に予約すれば、2人マス席・4人マス席・グループ席からの観覧も可能です。
第41回隅田川花火大会
- 7月28日 ※毎年7月の最終土曜に開催
- 場所/東京都墨田区、台東区(台東区スポーツセンター、弘福寺、長命寺他)
- 打ち上げ数/20,000発
- 東京メトロ線等の浅草駅、東京スカイツリーライン線とうきょうスカイツリー駅から徒歩10分
東京を代表する花火大会のひとつであり、日本最古の花火大会。隅田川を挟んで墨田区側と台東区側の両岸で観覧できます。毎年100万人以上が来場。事前に予約しておけば屋形船の上で食事をしながら観覧することもできますが、開催日の1ヵ月前には予約でいっぱいになるので、お早めに。また、旅行会社が企画する「隅田川花火大会観覧ツアー」も毎年おこなわれています。穴場スポットは水戸街道、銅像堀公園、汐入公園など。
【関東の花火大会2018】8月の日程&耳より情報!

神奈川新聞花火大会
- 当面の間、休止
- 神奈川県横浜市西区(みなとみらいの前面海上)
- 打ち上げ数/15,000発
- JR東急東横線・みなとみらい線・横浜市営地下鉄「横浜駅」から徒歩20分。JR横浜市営地下鉄「桜木町駅」から徒歩15分
毎年20万人が来場する人気イベントのひとつ。関東最大級といわれる直径480mの2尺玉や市民協賛による「市民の花火」など、色とりどりの15,000発が音楽に合わせて打ち上げられます。コットンハーバー、ポートサイド公園などが穴場で、会場からそれほど遠くもなく、見晴らしのいいロケーションからの観覧が可能です。
第122回水郷おみがわ花火大会
- 毎年8月初旬
- 千葉県香取市小見川 小見川大橋下流利根川河畔
- 打ち上げ数/8,000発
- 駐車場あり(4,000台)
- JR小見川駅から徒歩20分。東関東道佐原香取ICから車で20分
関東でも有数の歴史と規模を誇る花火大会。小見川の夜空に打ち上げられる超特大のスターマインは迫力満点です。全国の花火師が自慢の花火を持ち寄って競い合う「全国尺玉コンクール」も同時開催されます。
第13回 古河花火大会
- 8月初旬
- 場所茨城県古河市西町 古河ゴルフリンクス
- 打ち上げ数/25,000発
- JR古河駅から徒歩20分。東武鉄道新古河駅から徒歩5分
古河ゴルフリンクスで開催される関東最大級の花火大会。豊かな自然に囲まれた会場には、毎年55万人の観覧者が訪れます。
幕張ビーチフェスタ 2018(第40回千葉市民花火大会)
- 8月4日
- 場所/千葉県千葉市美浜区美浜 幕張海浜公園
- 打ち上げ数/20,000発
- 海浜幕張駅から徒歩15分
音楽とのシンクロを目指した「音楽花火」。花火の色と形で楽曲の世界観を表現する「創造花火」が見どころです。
松戸花火大会イン2018~みんなであげる夢花火~
- 8月初旬
- 千葉県松戸市 江戸川河川敷 松戸市立図書館本館先
- 打ち上げ数/10,000発
- JR松戸駅から徒歩15分
花火の基本である「光・色・音」にこだわっています。スターマインや音楽花火は必見です。
第58回佐倉市民花火大会(佐倉花火フェスタ2018)
- 8月初旬
- 場所/千葉県佐倉市臼井田 印旛沼湖畔
- 打ち上げ数/16,000発
- 京成本線京成臼井駅から徒歩30分
音楽と連動するビッグプレミアムスターマイン。真夏の夜空に直径500mの大輪が咲く二尺玉など、スケールの大きさが見どころです。
手賀沼花火大会2018
- 8月初旬
- 千葉県柏市、我孫子市(手賀沼自然ふれあい緑道、手賀沼公園)
- 打ち上げ数/13,500発
幻想的な水中花火や大迫力のウルトラジャンボスターマインが見どころです。子供たちが喜ぶキャラクター花火も豊富。
第59回いたばし花火大会
- 8月5日㈯ 19時~20時30分
- 場所/東京都板橋区(荒川戸田橋上流板橋河川敷)
- 打ち上げ数/12,000発
- JR埼京線・浮間舟渡駅から徒歩20分
東京都を代表する花火大会のひとつ。対岸でおこなわれる戸田橋花火大会との共同開催となります(両方あわせて12,000発の打ち上げ)。東京最大の大玉「尺五寸玉」の打ち上げ。総延長700mの「大ナイアガラの滝」に注目が集まります。
エキサイティング花火 2018/第43回江戸川花火大会
- 8月初旬
- 東京都江戸川区 江戸川河川敷(都立篠崎公園先)
- 打ち上げ数/14,000発
- 都営地下鉄篠崎駅から徒歩15分。JR小岩駅または京成電鉄京成江戸川駅から徒歩25分
毎年約135万人と日本一の来場者数を誇る花火大会。テーマごとに構成された演出で14,000発の花火を打ち上げます。オープニングの5秒間に1,000発という速射はすさまじい迫力です。会場付近はかなり混雑するため、少しはなれた場所からの観覧をおすすめします。総武線陸橋下、篠崎公園あたりが穴場。公園内だとトイレも完備されていますから安心ですね。
第55回館山観光まつり 館山湾花火大会
- 8月初旬
- 場所/千葉県館山市 北条海岸付近
- 打ち上げ数/10,000発
- JR館山駅西口から徒歩1分
海上から打ちあがる8号球の「水中花火」は必見。また、フラメンコ協会による舞踊も開催あれ、お祭り気分に浸れます。
第71回木更津港まつり花火大会(木更津花火)
- 8月15日(予定)
- 場所/千葉県木更津市富士見 木更津港周辺
- 打ち上げ数/10,000発
- 周辺に駐車場あり(8,300台)
関東最大級の花火大会のひとつ。特大スターマインと尺玉連打は大迫力。フィナーレのナイアガラの滝も圧巻です。
【関東の花火大会2018】9月の日程&耳より情報!

第6回沼田花火大会
- 9月初旬の土曜
- 場所/群馬県沼田市 沼田市運動公園
- 打ち上げ数/10,000発
音楽花火パフォーマンスが魅力。とても個性的な花火大会ですが大人から子供までみんなが楽しめる内容になっています。
いせさき花火大会2018
- 9月中旬の土曜
- 場所/群馬県伊勢崎市 西部公園、伊勢崎オートレース場
- 打ち上げ数/10,000発
- 伊勢崎オートレース場を駐車場として利用(6,500台)
音楽好きにはたまらない花火大会。メイン会場となる西部公園からの音楽を楽しみながら、夜空に上がるスターマインを楽しめします。
第46回神栖花火大会
- 9月中旬の土曜
- 場所/茨城県神栖市 神之池緑地、陸上競技場
- 打ち上げ数/6,000発
毎年、神之池緑地公園で行われる花火大会。スターマインをはじめ、色とりどりの打ち上げ花火が夜空を鮮やかに彩ります。子供向け花火プレゼント抽選会あり。
関東の花火大会まとめ
有名どころを月別にざっとピックアップしてご紹介しましたが、関東地方の花火大会はこの他にもまだまだたくさん開催されます。毎年250カ所以上で開催されているわけですから、夏の間はほぼ毎日どこかで花火が見られるといっても間違いではないでしょう。ご自身のスケジュールに合わせて会場を選んでみてください。
関東地方の花火大会の特徴としてひとつ挙げられるのは、自然のにおいを感じながら観覧できるということです。とくに臨海副都心では、砂浜や船の上など、海浜ならではのシチュエーションを存分に味わいながら花火を楽しめるような会場がたくさんあります。
中でもとくに優雅だと思えるのが、「花火クルーズ」ではないでしょうか。屋形船の上で料理を楽しみながら、あるいは豪華客船でクルージングをしながらの観覧。そんな普段は味わえない優雅なプランが、「足立の花火大会」や「幕張ビーチ花火フェスタ」などで毎年、旅行会社によって企画されているようです。
会社の仲間や友人たちで集まって、ちょっとリッチな気分を味わってみるのもいいかもしれませんね。是非、今年の夏は関東の花火大会で特別な時間を楽しんでみてください。
※日程や開始時間の詳細は、各花火大会の公式サイト等でご確認ください。
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