宴会できる花見スポットが知りたい(東京23区版)|出店の状況は?

春の風物詩のひとつであるお花見。楽しみかたは人それぞれですよね。歩いていろいろな桜を眺めたい人もいれば、お弁当を食べながらのんびりと観賞したい人もいるでしょう。もちろん、お酒を飲みながら賑やかな宴会を楽しみにしている人も多いですよね。

ここでは、東京23区の「宴会できるお花見スポット」をご紹介。

出店の状況についてもご報告します!

東京23区で宴会ができるお花見スポットはどこ?

宴会

酒食を共にし、歌や踊りを楽しむ集まり――

お酒が好きな人にとっては、お花見をしながら宴会ができるかどうかは大切な問題ですよね。

たとえば、新宿区にある新宿御苑は1,000本超の桜が咲き誇る東京屈指の花見スポットですが、実は宴会ができません。入苑時に入口で荷物検査があり、アルコールの持ち込みが禁止されています。ゆえに、新宿御苑のお花見の風景はアットホームなとても落ち着いたものです。

シダレザクラで有名な文京区にある六義園(リクギエン)も宴会禁止。そもそもゴザを敷いて座るスペースもありませんので、写真撮影がメインになっています。

東京のお花見スポットと言えば目黒川沿いの桜並木も有名ですが、ここもお酒を飲みながら桜を観賞できるエリアはありません。この付近はいたるところで「宴会禁止」の貼り紙が見られます。

このように「宴会ができるお花見スポット」は、実は貴重な存在なのです。

宴会ができてしかも屋台まで出る!東京のお花見スポットの三大聖地

宴会ができるうえに屋台まである――。

実は東京エリアのお花見スポットには、この至れり尽くせりのような場所はあまり多くありません。「桜・酒・食」の3つが同時に楽しめるまさに聖地と呼ぶにふさわしい場所とは?

靖国神社(千代田区)

毎年30万人超の花見客で賑わう靖国神社には200軒におよぶ屋台が並びます。屋台が出る日程は毎年異なりますが、2017年は3月28日から4月6日の10日間。「千代田のさくらまつり」(公式サイト)が開催されている期間のみで22時まで宴会が可能です。

設置されいる青いビニールシートやテーブルは自由に利用してOKという“靖国スタイル”。レジャーシートを持参しなくても問題ありませんが、花見客の多さは都内でも屈指。早めの場所取りが必須です。出店のスタッフさんに場所取りの代行をしてもらえるという噂(信憑性が高い)もあるので、時間がある人は交渉してみる価値はあるでしょう。

アクセス/靖国神社は「市ヶ谷駅」か「九段下」が便利。いずれも徒歩10分以内です

Googleマップへ(靖国神社)

上野恩賜公園(台東区)

上野動物園がある上野恩賜公園は、お花見スポットとしても有名です。桜のシーズンになると、必ずと言っていいほど上野公園の花見客がテレビに映し出されます。屋台が出るのは「うえの桜まつり」の期間中がメイン。桜の開花状況にもよりますが、2017年は3月18日から4月9日。期間中は毎日23時まで宴会が可能です。

花見客の数は毎年100万人ほど。靖国神社より大規模ですので、場所取りも過酷です。基本的にはブルーシートを敷いて予約をしますが、ひとりでも座っていないと係員に撤去されることもあり、また他の団体客に横取りされるというケースも。前夜から徹夜で場所取りをする人も多いので、それなりの覚悟が必要です。

アクセス/上野恩賜公園は「上野駅」か「京成上野駅」が便利。いずれも徒歩2~3分です

Googleマップへ(上野恩賜公園)

墨田公園(墨田区)

近年は東京スカイツリーが見える墨田公園も人気。作詞家・滝廉太郎の「♪春のうららの~隅田川~」の『花』でも有名な場所で、江戸時代から続く伝統のある桜の名所です。

墨田公園のお花見はエリアによって主催が違い、浅草観光連盟が主催する「隅田公園桜まつり」(公式サイト)と墨田区観光協会が主催する「墨堤さくらまつり」(公式サイト)に分かれています。

屋台は毎年3月下旬から4月上旬にかけて並んでいます。

アクセス/墨田公園は「浅草駅」が便利。徒歩1~2分です

Googleマップへ(墨田公園)

ちなみに、代々木公園にも屋台は出ますが、正確には公園内ではありません。原宿門や渋谷門付近に出店され、前述の靖国神社、上野公園、墨田公園と比べるとかなり小規模です。原宿駅から近いということもあり、カップルや若者にはオススメですが、「桜・酒・食」をすべて求める宴会好きにとっては物足りないかもしれません。

屋台は出ないけど楽しく宴会できるお花見スポット

各自で飲食物を持ち込んで宴会ができる公園

家で作ってきたおつまみや近所のスーパーで購入した惣菜などを並べて乾杯するのも素敵ですよね。大規模な露店や出店はありませんが、どこも大きな芝生スペースやくつろぎポイントがありますので思い切り宴会が楽しめます。

公園名桜の本数最寄り駅備考
舎人公園(足立区)1,000舎人公園駅すぐ毎年4月上旬の「桜千本まつり」の期間は屋台が出る
飛鳥山公園(北区)600王子駅すぐライトアップが抜群にキレイなので夜桜がおすすめ
光が丘公園(練馬区)1,000光が丘駅から徒歩8分毎年4月上旬のチェリーブロッサムフェスタが人気
石神井公園(練馬区)350石神井公園から徒歩7分少し足を延ばすと、石神井川沿いの桜並木も楽しめる
哲学堂公園(中野区)100新井薬師前駅から徒歩10分地元の人が多く、穴場的なお花見スポット
砧公園(世田谷区)840用賀駅から徒歩15分公園の敷地が広く、芝生スペースも広大で超穴場
駒沢公園(世田谷区)220駒沢大学駅から徒歩10分近くにオシャレカフェが点在するのでカップルにおすすめ
代々木公園(渋谷区)1,000代々木公園駅から徒歩3分都会とは思えない広大な敷地には、桜のほか菜の花畑も
宴会ができるお花見スポット(東京23区編)まとめ

・「お花見&宴会&出店」のフルコースが堪能できる“聖地”は靖国神社、上野恩賜公園、墨田公園

・出店はないが宴会が楽しめるお花見スポットは、舎人公園、飛鳥山公園、光が丘公園、石神井公園、哲学堂公園、砧公園、駒沢公園、代々木公園など

宴会は楽しいですし、出店もあると嬉しいですが、やっぱり主役はピンク色の鮮やかな桜。毎年必ず目にするものですが、「いつ見てもキレイ」と感じる人は多いのでは?

さあ、今年はどちらでお花見をしましょう!

 

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