春分の日とは…|子どもに分かりやすく説明するための3つのポイント

3月はひな祭り、ホワイトデー、春分の日など行事やイベントがたくさんありますよね。ひな祭りは女子の健やかな成長を祈る行事。ホワイトデーはバレンタインデーにチョコレートを貰った人がプレゼントをお返しする日ですが、「春分の日ってなに?」と聞かれてあなたはスパッと答えることはできますか。ちなみに、2017年は3月20日です(←ということは毎年違うの!?)。

オトナに訊かれる機会は少ないでしょうが、子どもは無邪気に訊いてきます? 「えっと……」なんて口ごもっては赤っ恥ですよね。ここでは子どもでも理解できるよう、3つのポイントに絞ってご紹介します。

春分の日とは|子どもに分かりやすく説明するための3つのポイント

ポイント01/春分の日とは

まずは「春分の日」そのものについて。

出典|日本大百科全書(ニッポニカ)/小学館

「自然をたたえ、生物をいつくしむ」趣旨の国民の祝日。毎年3月21日ごろ。太陽が黄経0度の春分点を通過する日で、真東から出、真西に沈む。昼夜の時間がほぼ等しく、二十四節気の一つ。春の彼岸(ひがん)の中日にもあたる。宮中では春季皇霊祭がこの日行われ、1948年(昭和23)国民の祝日となる前は、同名の国の祭日であった。

よく読めば理解できますが、子どもがこんがらがるのは容易に想像できますよね。

春分の日は「春分の日」、「お彼岸」、「ぼた餅」で構成すると、存在自体が浮き彫りになるので理解しやすいでしょう。

まずは春分の日について……

・日本の国民の祝日のひとつ

・自然をたたえ、生物をいつくしむ日

・2017年の春分の日は3月20日(国立天文台による天文計算により毎年3月20日~21日頃になる。実は固定されていないのだよ)

・昼と夜の長さがほぼ同じになる日(ちょうど半年後には秋分の日がある)

・春分の日を境に昼の時間のほうが長くなっていく

春分の日は太陽との関係が密接です。古くから農作物を作ってきた日本人にとって、暖かい季節の到来は喜ばしく、豊かな実りを願う時期です。春分の日は、自然に対する感謝の気持ちが表れた、日本らしい素敵な慣習なのです。

ポイント02/お彼岸

春分の日を語るうえで「お彼岸」の存在は欠かせません。なぜなら、お彼岸の真ん中に春分の日があるからです。

お彼岸について……

・「お彼岸」は年に2回ある(合計14日間)

・春のお彼岸は、春分の日を真ん中に前後3日間(2017年は3月17日~23日)

・秋の彼岸も秋分の日を真ん中に前後3日間(2017年は9月20日~26日)

・初日を「彼岸入り(ひがんいり)」、真ん中を「彼岸の中日(ひがんのちゅうにち)」、最終日を「彼岸明け(ひがんあけ)」と呼ぶ

・仏教では「先祖のいる極楽は西」と考えられ、彼岸時期の太陽は真東から昇って真西に沈むことから、お彼岸に先祖を供養するようになった

春分の日を境に寒さが和らいでいき、秋分の日を境に暑さが和らいでいく――(秋分の日とセットで覚えちゃえ!)。「暑さ寒さも彼岸まで」は有名な慣用句ですが、「お彼岸」を分析すると春分の日や秋分の日と関わりが深いことは明快です。

お彼岸は他の仏教国にはない日本だけの行事です。先祖を大切にする日本ならではの風習と言えますが、定着したのは神道の存在も大きいはず。日本の神道は太陽の神を信仰するものなので、おのずと定着していったことが想像できます。これらを踏まえると、太陽を「お天道様(おてんとうさま)」と崇めるのも納得できます。

ポイント03/ぼた餅

いつでも食べられるのであまり季節感はないですが、お彼岸と言ったら「お墓参り」のほかに「ぼた餅」を連想する人も多いのでは? 「おはぎとは違うの?」、「なぜ、お彼岸にぼた餅なの?」など疑問が湧きますよね。

「ぼた餅」とは……

・春は「ぼた餅」、秋は「おはぎ」と呼ぶのが一般的

昔は甘い物がとにかく貴重で、お祝いでは振る舞われ、法要ではお供えされた。

・「棚からぼた餅」のことわざが示すように、ぼた餅は幸運の象徴

 

ぼた餅とおはぎ。名前の由来は諸説ありますが、春の花(牡丹)と秋の花(萩)を見立てたものが有力です。今は「おはぎ」という名称がより身近かもしれません。とはいえ、根本的には同じ食べ物です。粒あん、こしあん、きなこ、抹茶など見た目の様子は違いますが、総称して「ぼた餅」や「おはぎ」と呼んでいます。

いつからぼた餅やおはぎがお供えされるように?

江戸時代からお彼岸や四十九日の法要などで供えられていました。「お餅は五穀豊穣」、「小豆は魔除けに通じる」と言われ、古くから邪気を払う食べ物として信仰されていたことが、現代にも受け継がれています。

子どもに分かりやすく説明するには

・昼と夜の長さがほぼ同じになる春分の日(これからどんどん暖かくなるぜ!)

・春分の日を真ん中に前後3日間がお彼岸(ご先祖様を供養しようぜ!)

・春のお彼岸に供えるのはぼた餅(秋のそれは、おはぎと呼ぶぜ!)

春分の日、お彼岸、ぼた餅の3つを大ざっぱに説明すると、より「春分の日」の存在が見えてきます。太陽との位置関係を元に時計的な役割を果たし、なおかつ先祖を忘れないようにする大切な日でもあります。春分の日の大切さを、ぜひ子どもに伝えてあげましょう。

 

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