疲れとる食べ物ベスト5! 疲労回復に効く成分&サプリの狙い目は?

「朝起きると身体がだるい」、「病気でもないのに身体が重たい」、「早く寝たのになぜか眠たい」など、日常生活の疲れが蓄積している人は多いのではないでしょうか。

ここでは、そんな日々の疲れを取るのに適した食べ物ベスト5! と題して、疲労回復の効果が期待できる成分について詳しくご紹介します。

仕事や日常生活の疲れを取る食べ物ベスト5!

01|豚肉やレバーを摂取してビタミンB群を補給!

ビタミンB群は、体内で三大栄養素(糖質、脂質、タンパク質)をエネルギーへと変えるときに必要とされている重要な成分です。このため、ビタミンB群を摂取すると代謝を促進し、元気を作り出し、疲労を回復する効果が期待できると考えられています。

ビタミンB群には、糖質の代謝を助けるビタミンB1、脂質の代謝を促進するビタミンB2、たんぱく質の代謝に必要不可欠なビタミンB6、そして悪性の貧血を予防し、神経系を正常に働かせる働きのあるビタミン12などがあります。

  • ビタミンB1→豚肉、うなぎ、ハムなど
  • ビタミンB2→うなぎ、レバー、サバなど
  • ビタミンB6→マグロ、サンマ、サケ、レバー、豚肉など
  • ビタミンB12→あさり、かき、レバー、しじみなど

ビタミンB群をバランスよく摂取するには、豚肉やレバーを食べるとよいことが分かりますね。

02|「畑の肉」と呼ばれる大豆を摂取!

大豆には、三大栄養素のすべてが含まれています。このため、大豆を摂取することで、生きていく上で必要な基本の栄養素をカバーすることができます。なかでもとくに多いのが、人間の筋肉や内臓など、体の基礎を作っているたんぱく質で、非常に栄養価の高いものが豊富に含まれています。

このほかにも、コレステロール値を下げる働きが期待できる大豆レシチン、抗酸化作用で知られる大豆サポニンといった成分も含有。さらに、女性にとって嬉しい美容効果も。

  • 大豆の加工食品→豆腐、納豆、味噌、豆乳、枝豆、きな粉など
大豆の不溶性食物繊維は、便秘を改善し、腸内の善玉菌を増やすなどの働きがあるため、肌の健康などにも役立ちます。また、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをすると言われるイソフラボンによって、ホルモンのバランスを整えてくれる働きも期待できます。

03|お酢、柑橘系の果物などが疲れを分解!

「疲れたら酸っぱいものを摂ると良い」という格言めいたセリフは聞いたことありますか? 酸っぱいものとはクエン酸のことで、酢、梅、柑橘系の果物、トマトなどに多く含まれています。

  • クエン酸を含む食品→お酢、梅干し、レモン、グレープフルーツ、トマトなど

クエン酸は、エネルギーを作り、老廃物を体内に残さないために機能を果たすクエン酸サイクルとしても知られています。体の細胞内のミトコンドリアで行われるこのクエン酸サイクルの構成部分として、エネルギーを作り出す中心的な働きを果たしています。

04|エビやカニなどの赤い色素にも疲労に働く有効成分!

魚介類には、魚類や甲殻類をはじめ、赤からオレンジ色の食材がたくさんありますよね。この天然の色素は、アスタキサンチンと呼ばれるカロテノイドの一種です。

  • アスタキサンチンを含む食べ物→桜エビ、サケ、カニ、イクラ、エビなど

アスタキサンチンは、カロテノイドの中でも抗酸化作用が強く、活性酸素を除去する効果なども期待できます。アスタキサンチンは、眼精疲労を回復することでも知られ、パソコンやスマホなどによって感じる疲れの回復に役立ちます。

また、筋肉を動かす際にアスタキサンチンを摂取していると、運動する際のエネルギー源として脂肪を優先して利用するようになるため、糖質の利用が少なくなると、運動によって生み出される疲労感の抑制にもつながると考えられています。

05|にんにくは体を温め、免疫力をアップしてくれる

にんにくには、疲労を回復される成分として、アリシンビタミンB1が含まれています。アリシンはビタミンB1の吸収を高める働きがあるため、糖質がエネルギーに変換する際の補酵素として役立ちます。

  • アリシンを含む食材→にんにく、長ネギ、たまねぎ、らっきょうなど

にんにくは、料理に利用するのがかんたんな食材です。細かく刻むほか、すりおろして利用するとアリシンの効果が高まると言われています。

疲労回復を期待するサプリを選ぶなら【成分】を要チェック!

01|渡り鳥や回遊魚のエネルギーになっている【イミダペプチド】

イミダペプチドは、イミダゾールジペプチドのことで、イミダゾール基を持つアミノ酸の結合体の総称です。いくつかの臨床試験において、高い疲労回復効果があることが確認されています。

イミダペプチドは、人間が生きていく上で産出する活性酸素を抑え、細胞へのダメージを防御することで、疲労が発生するのを抑える働きがあるとされています。渡り鳥や回遊魚が長時間、動いていられるのは、このイミダペプチドの働きによると考えられています。

  • 疲労の発生を抑えたい場合は→イミダペプチドを含有するサプリを摂ろう!
  • イミダペプチドを含む食材→鶏の胸肉、マグロ、くじら、牛肉、豚肉など

02|加齢を予防する栄養素で注目の【コエンザイムQ10】

コエンザイムQ10は、肉類や魚介類に含まれる脂溶性物質で、体内でも合成されます。生物界に広く分布する(ユビキタス)ことから、ユビキノンとも呼ばれています。コエンザイムQ10は、ビタミンではありませんが、ビタミンのような働きをするため、「ビタミン様物質」と呼ばれています。

  • 疲労回復、免疫力強化、美容効果に期待したい場合は→コエンザイムQ10を含有する摂ろう!
  • コエンザイムQ10を含む食材→いわし、さば、ナッツ類、豚肉、牛肉など
コエンザイムQ10は、体のエネルギーであるATPを生成する際に働き、エネルギーを作りやすくするため、疲労回復に効果があると言われています。また、抗酸化、免疫機能の強化などにも働き加齢による肌トラブルの修復などにも効果が期待できます。

03|ダイエットや脂肪燃焼効果が期待できる【Lカルニチン】

Lカルニチンは、必須アミノ酸であるリジンメチオニンから体内で合成される物質です。脂質のエネルギー代謝に必要とされるため、ダイエットや脂肪燃焼効果などが注目されていますが、いくつかの臨床研究において疲労回復効果も確認されています。

Lカルニチンは加齢を重ねるごとに体内から減少していくと言われています。年齢による疲れを感じている人にとっては摂取しておきたい成分かもしれませんね。

  • 脂肪燃焼効果、疲労回復に期待したい場合は→Lカルニチンを含有するサプリを摂ろう!
  • Lカルニチンを含む食べ物→羊肉(ラム)、お米、マッシュルームなど

【まとめ】

疲れとる食べ物は、わりと身近な食材に多いですよね。日々の食生活に摂り入れやすいため、今日から意識して食べるようにしてはいかがでしょうか。また、サプリメントも最近では手に入りやすく、日常生活に取り入れやすいでしょう。疲労回復の効果が期待できる食べ物やサプリを摂取して、疲れにくいカラダを手に入れてみませんか。

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