すぐに疲れるのはなぜ?だるい、やる気が出ない疲労の原因&簡単ケア

突然ですが、いま疲れていますか?

筆者の周囲では、数名ですがいつも「疲れた~」と言っている人がいます。疲れを感じることって決して珍しいことではなく、筆者自身も「だるい」、「やる気が出ない」と思う日があります。

病気ではないのに疲労を感じる――。

そう感じながら日々を過ごしている人は少ないないでしょう。

この疲れの原因とは、いったい何なのでしょうか。この原因が分かったら、明日から疲れを知らない日が少しは減るかもしれません。

ここでは日常の「疲労」、「疲れ」のメカニズムに照準を絞ってご紹介。そして、この疲労を回復するべく、簡単な生活アドバイスもお知らせします。

すぐに疲れるのはなぜ? だるい、やる気が出ない原因は大きく分けて3つあった!

身体的な疲労|よくある疲れだが病気の可能性もあり

身体的な疲労とは、筋肉を動かすエネルギーが不足して生じる疲れのこと。スポーツ(運動)や肉体労働などを行うことで、疲れが溜まり、体の重み、だるさなどの症状が現れます。

一般的には、しっかりと睡眠を取り、栄養バランスの取れた食事を摂ることで回復しますが、疲労が溜まると疲れがなかなか取れなくなることも。慢性疲労になると、倦怠感、睡眠障害、免疫力の低下など、深刻な症状が現れてきます。

また、病気が原因で疲れを感じている可能性もあります。原因不明の痛み、がん、関節炎、甲状腺の病気、更年期障害、PMS(月経前症候群)などの女性特有の症状や病気など、さまざまな病気が考えられます。

症状がなかなか回復されない場合、医療機関に相談してみては? まずは、係りつけの医者(いつも受診している内科)に相談するのがベストでしょう。

精神的な疲労|さまざまな原因が交錯する心のダメージ

精神的な疲労は、仕事の悩みをはじめ、人間関係や家族関係のトラブル、何らかのショッキングな出来事によるダメージなど、精神的なストレスが原因生じる疲労と言えます。

精神的な疲労は一時的である場合もありますが、慢性化する可能性も高いため、下痢、頭痛、胃痛、睡眠障害などの身体的な症状が現れるほか、悪化すると精神疾患などを引き起こすこともあります。

すぐに神経科か心療内科を受診する手もありますが、ひとりで解決することが難しい場合もありますので、まずは身近な人に相談するのがよいでしょう。

脳の疲労|自律神経が乱れることで生じる場合も

自律神経とは、脳の視床下部によりコントロールされ、体温、血圧、内臓の動き、血液の循環などを制御している神経のこと。このリズムが崩れてしまうことで、疲労を感じることがあります。

自律神経には、交感神経と副交感神経があります。交感神経とはおもに「活動している時」、「緊張している時」、「ストレスを感じている時」に働く神経。一方の副交感神経は、「休息している時」、「リラックスしている時」、「眠っている時」に働く神経です。

このふたつの神経は交互に働き、日中は交感神経が働いて活動しやすくなり、夜になると副交感神経が働くことで日中の疲労を回復しています。

このふたつの神経のバランスは、現代のストレス社会において崩れやすく、バランスが悪くなると、めまい、下痢、だるい、眠れないなど、さまざまな症状が引き起こされます。さらに、この症状が悪化すると、病気を引き起こすことにもつながります。

症状がなかなか回復されない場合、医療機関に相談してみては? 病院の何科を受診するか迷いますよね。自律神経に不安がある場合は、ひとまずは内科(総合内科、循環器、消化器科など)を受診するのがよいでしょう。

すぐに疲れる、だるい、やる気が出ない…を回復するには!?

肉体的なケア|体をいたわってあげる

疲労の種類は大きく分けて3種類あるとお伝えしましたが、いかなる疲れであっても、まず大切になるのが睡眠です。そして、日常生活において、適度な運動を取り入れて基礎体力を付けることも重要になり、「疲れにくいカラダ」を構築したいものです。

「適度な運動が健康を作る」とよく言われますが、いったい何をしたらいいのか悩んでしまいますよね。

簡単な方法は歩くこと。朝早く起きてウォーキングするのも、夜寝る前に近所を回るのもいいですが、通勤の際、ひと駅手前で下りて歩くようにすると、無理なく取り入れることができます。

ランニングはさらに効果的ですが、人によっては「やり過ぎ」が思わぬ弊害をもたらすことも。自分に合った運動を長く続けることが大事です。

精神的なケア|心をいたわってあげる

精神的な疲労を改善するためには、原因となるストレスを軽減することが大切になります。

気分転換をすることで、精神的なストレスを軽減していく方法があります。「音楽を聴く」、「お風呂に入る」、「アロマの香り成分を取り入れて気分を変えてみる」など、これも自分に合ったリフレッシュ方法を見つけることがベストです。

深刻な症状の場合は、第三者の手を借りましょう。親族や知人はもちろんのこと、医療機関の協力を得て、自らが症状の改善を働きかけることが大切と言われています。ひとりで抱え込まないことが、心をいたわることに繋がるでしょう。

栄養面のケア|しっかりとした食生活を送る

疲れが取れない理由には、「しっかりとした栄養を摂取していない」ことも挙げられます。十分な栄養を補給することで、疲れが改善される可能性は非常に高いでしょう。

筋肉を作るたんぱく質は体を作る源。しっかりと摂取するようにしたいです。また、なかなか食生活に摂り入れるのが難しい野菜類の不足によって、ビタミン不足となっていることもあります。

サプリメントなどで補給するのも手です。最近では、さまざまなサプリメントが店頭にも並んでいます。気軽に購入できるようになった反面、特定の栄養素を摂り過ぎることもありますので、十分に考えてからバランスよく摂取するように心がけたいですね。

【まとめ】

  1. 身体的な疲労
  2. 精神的な疲労
  3. 脳の疲労

日常的な「疲れた~」、「だるい」、「やる気が出ないな~」といった疲労の原因は、大きく分けて3種類あります。まずは、自分の疲労がどれに当てはまるか理解することが重要ですよね。

肉体面、精神面、栄養面のケアを施して、疲労回復の第一歩を踏み出してはいかがでしょうか?

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