紫外線対策の食べ物で朝（外出前）に摂るべきではない食材とは！？

春になると外出する機会が増えますが、気になるのが日増しに強くなっていく日光ですよね。これから夏場に向けて気温の上昇とともに、紫外線の強さもどんどんと増してきます。

ドリンクやサプリのほか、身近な食生活からも紫外線対策を講じている人は多いでしょうが、「お肌のダメージ回復に効果的！」と言われていた柑橘系の〇〇。実は朝（外出前）に摂るべきではない食材だったことはご存知ですか？

紫外線対策は朝の食べ物がカギ！　外出前に避けたい意外な食べ物とは！？

外出前に摂りたくない成分・ソラレンとは？

「朝のフルーツは金」という定説に沿って、朝食に果物を摂る人は多いですよね。健康的な食生活を送るうえではとても重要なことですが、紫外線対策を講じる場合は注意が必要です。

なぜなら、「栄養がある」、「お肌のダメージに効果的」と言われている果物や野菜のなかには、紫外線を吸収しやすいソラレンという成分を多く含んだ食材があるからです。

ソラレンを多く含む食べ物

果物では柑橘系が多いのは意外ですよね。また、アセロラは出掛ける前には向きません。アセロラはメラニンの沈着を抑える食材としてはあまりにも有名で、朝食時にドリンクとして飲んでいる人が多いはず。ところがソラレンを多く含みますので、実は「紫外線を浴びた後」に摂りたい食材なのです。また、キウイもビタミンCが豊富で知られていますが、柑橘系やアセロラと同様に紫外線を浴びる前に摂るのは避けましょう。

上記のソラレンを多く含む食材は、夕方以降に摂るのがおすすめ。朝や昼などの時間帯を避けて適切に摂取しましょう

外出前に食べても安心の果物や野菜は？

「朝のフルーツは金」という定説がありますし、やっぱり朝食に果物は欠かせません。そこでソラレンを多く含まない食べ物を見て行きます。

ソラレンをあまり含まない食べ物

スイカはおもに夏場ですが、リンゴやバナナは通年で購入できますし、一安心と言えますね。また、トマトはリコピンが豊富ですのでメラニンを作る酵素の働きを抑制。なおかつお肌の荒れを鎮める働きもしますので、紫外線対策の食べ物としてはかなり優秀です。

まだまだある！　紫外線対策を台無しにする食べ物とは！？

アイスクリームやコーヒはＮＧ！？

暑い日に食べるソフトクリームやアイスキャンディはたまらなく美味しいですよね。でも実は紫外線対策のうえではマイナス要因となる食べ物です。

原因は白砂糖。アイスクリーム以外にもケーキやスイーツはもちろん、菓子パンや煮物など、白砂糖は私たちの生活にはかなり身近な存在です。白砂糖や果糖を慢性的に摂取すると、腸内でカンジダといった悪玉菌が増加。それにより、細胞や皮膚を炎症体質に招くようになるのです。

皮膚に炎症が起こると活性酸素が発生し、シミの元となる過酸化脂質が作りだされます。過酸化脂質はいわゆる「身体のサビ」。皮膚の表面においては紫外線の影響によって酸化が促進されるので、皮膚のシワや免疫力の低下を引き起こすのです。

とはいえ、やっぱり暑い日にアイスクリームは食べたくなるもの。「どうしてもケーキが食べたい」という場合もあるはずなので、夕方以降に食べるなど時間帯に気を付けたいですね。

カフェインも注意が必要

カフェインの摂り過ぎも紫外線対策を台無しにします。カフェインは皮膚のなかのメラニンを拡散させます。血行の悪化やターンオーバーの乱れにも影響しますので、コーヒー、紅茶、日本茶、コーラなどはできればガマンしたいですよね。